17:45
急にオイッスが
オ『17番~!再逮捕ー!』
と言って登場した。
もちろん俺はパニック。
俺『え!?ちょっとマジでどっちすか!?ガチ!?保釈!?どっち!?』
オ『うるせーなー!早く出ろっ!』
保釈だ!
本当に本当に本当に心臓がドキドキした。
急いでタッキーに挨拶。
俺『実は昨日再逮捕って言われて呼ばれた時、スマホとかの還付があったんだw保釈通ったみたい!』
タ『え!?マジすか!?!?え!?今から保釈ですか!?うわー!〇〇さん本当詐欺師だわーw』
まず、保釈って保釈金が着金してすぐ釈放されるから、大体が裁判所が動いてる09:00-17:00とかの間になるんだけど、もう17:30過ぎてたから今日は無いと思ってた。
だから本当にびっくりした。
俺は他の部屋の人達(全部屋の人と仲良かった)に挨拶して、最後に留置場の入り口で中に向かって大声で
『ありがとうございました!皆さんも頑張ってください!』
と挨拶して留置場を出た。
まずは留置場の外の部屋で貴重品やお金の確認、所持品の返還や確認。
そこで少しオイッスと話した。
俺『保釈のFAXっていつ届いたんですか?』
(保釈金が着金した時点で裁判所からFAXで留置場に釈放証書?が届く)
オ『17:40だよ!ほら見てみろよ!俺は直ぐ動いてんだよ!』
FAXの時間見ると本当にすぐだった。
俺『いやー、無事に保釈通って良かったっすよー』
オ『だから通るって言ったじゃねーか!俺の言うことは絶対なんだよw』
俺『いやいや、再逮とか散々ビビらされたわw』
オ『まぁ良かったな!お前フランクミュラーなんて留置場に置いとくんじゃねーよ!俺がもらってやるぞ!』
俺『それは刑事がウチから持ってってそれが返還されたんすよw俺だって盗まれないか心配だったわw』
そして色んな書類にサインと指印を押した。返還された荷物に間違いありません的な書類。
紙袋に私物を山ほど詰め込んで留置場を後にした。階段を下りる最中に
俺『誰か迎え来てます?』
オ『多分あれ親父さんじゃねーかな。何か「保釈金入れたんだけどまだ保釈されねーのか」って受付来てたぞ』
俺『マジすか。』
この時点でいっきに死ぬほど緊張した。
小金井警察署の1階に下りた。
受付のソファーに親父が居た。
最後にオイッスに
『ホントにお世話になりました。ありがとうございました。』
と深々と頭を下げて挨拶をして親父の元に向かった。
『ありがとうございました。本当にすみませんでした。』
親父は俺を無視して警察署を出ていく。
車の中で口を開いた親父。
親『おい〇〇。全部説明してもらおうか。』
俺は無事に保釈された喜びを感じるのはまだまだ先だと思った。
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と言った形で無事に保釈されました。
留置場のススメとしてはもう終結してる感じですが、せっかくなんで事件の終結まで書いていこうと思います。