今日は弁護士のことを書いてみる。
これは俺の個人的な見解なので、何かの参考になれば良いなと思います。
ブログの中でも何度も登場する弁護士。
逮捕されると本当に弁護士の存在は大きくなる。
本編と重複するかもしれないが、逮捕された時にどれだけ弁護士が力があるかを書いてみる。
- 逮捕後、弁護士だけは24時間どんな状況でも面会が出来る
- 逮捕後、弁護士だけは立会人無し(2人きり)で面会(接見)が出来る
- 逮捕後、接見禁止でも弁護士には手紙を送ることが出来る
大きくはこの3つだと思う。
弁護士は、逮捕された人間が地方検察庁だろうが裁判所だろうが、どこに居ても面会が出来る。
留置場も24時間いつでも面会できる。
俺が入っていた時も、夜の23時とかに弁護士が接見に来てた人が居た。
後は、被害者が居る場合に被害者と示談交渉をしてくれる。
被害者が居る場合には本当に大きなことだと思う。
喧嘩しちゃったとか、痴漢しちゃったとかで、被害者と示談する必要がある場合に、弁護士は被害者に連絡を取って交渉してくれます。
基本的に警察は示談交渉とかの間に入ることは出来ないから、弁護士が居ないと誰もやれないんですよ。
もちろん本人は檻の中で連絡つかないし、加害者の親族とかも被害者の情報は知りえないし。
だから絶対的に弁護士が必要です。
でも、よーーーーく考えて欲しい。
仮に、痴漢した場合。
迷惑防止条例違反
として逮捕されることが多いと思います。(下着の中まで手を入れてたら強制わいせつとか)
こんなの、ほぼ100%刑務所行かないでしょ。
認めて裁判早く終われば2カ月とか?で略式起訴で出てこれたりするわけよ。
それでも弁護士頼む必要あります?
弁護士に頼むと、最低でも30万円は掛かると思う。(私選の場合)
そして示談金が大体最低でも50万くらいとか?
合わせて最低でも80万円は掛かるわけよ。
弁護士は接見に来るだけでお金掛かるから。
接見1回1万円とか。
だからまぁ書類代だのなんだのって何だかんだ100万くらい掛かるよ。
それでも雇う必要ある?
こんなの怒られるかも知れないけど、被害者と示談しなくても大体の刑が決まってる状態(刑務所の可能性がほぼ0)なら、弁護士なんて雇う必要無いと思う。(示談も必要ないと思う)
弁護士も人間だから、絶対なんてことは1つも無いだろうし、最終的に刑を決めるのは裁判官だから。
とまぁ、ここまで否定的な話を挙げましたが、ここからは俺が弁護士を雇って本当に良かったと思った話。
俺の今回の事件は共犯が居て(西)共犯との間での話のつじつま合わせが出来たこと。
これは本当に大きかった。
弁護士は悪い人じゃないからもちろん変な事は言えないんだけど、『ここはこんな風に言いましょう』『この部分はお互い黙秘しましょう』とかって作戦を共犯と共有できるのは本当に大きいと思う。
中にはコンプラとか知らねーよ!って悪い弁護士も居て、面会中に携帯電話でアクリル板越しに外の人間と電話させてくれたりする弁護士も居るww
まぁ弁護士も人間だからw
色んなタイプが居るわけよ。
もう1つ弁護士を雇う理由として、中に居る人間の心の支えになること。
俺は基本的にずっと接見禁止で、誰とも面会も手紙も出来なかったから、事件の事で相談できる人間が居るのは本当に助かったし、自分の家族や友人、恋人何かと連絡とってくれてお互いのことを知れるのは本当に心の支えになった。
留置場に居ると雑居でやっぱり事件の事を相談したりするけど、結局犯罪者しか居ないし専門家じゃないから、公平な目でちゃんとアドバイスしてくれる人間が居るのと居ないのじゃ全然気持ちの持ち方が違うんだよね。
だから、何カ月も留置場や拘置所に居るとドンドン気が滅入ってきて、やってない事まで自供したりとか、言わなくて良い事まで言っちゃったりとかあると思う。
そういう時に弁護士の存在って本当に大きいと思う。
だから、本当に落ち着いて良く考えるべきだと思います。弁護士は。
俺は今回完全に弁護士の選任ミスったし、ぶっちゃけムダ金だったと思ってるくらいだから。(他の弁護士に頼めばよかったと思った)
だから、焦らずにまずは周りに相談してみるか、もし周りに相談出来ないなら、お問合せフォームから相談くれても良いと思う。
多分これを見てる貴方よりも法律の知識と悪知恵あると思うから。
弁護士を雇うか雇わないかは、あなた次第です。